先輩フォレストワーカーインタビュー

- 津野町森林組合
- 神尾 ふくさん
- 女性
- 新卒
- フォレストスクール参加
高知県出身で、中学生の頃から山に興味があり、大学で森林科学を学んだ神尾さん。
卒業後、津野町森林組合に就職し、林業機械のオペレーターとして活躍しています。
大学で森林科学について学ぼうと思ったきっかけはなんですか?また、大学で学んだことは今の仕事にどのように繋がっていますか?
中学生の時から山に興味があり、普通科高校へ進学後も特に他の分野へ興味が引かれる事もなかったため、農学部の森林科学コースへ進学しました。 林業工学の授業で学んだ林道や架線の専門用語が頭に入っていた事で、ある程度班長たちがしている会話を理解することが出来ました。

卒業後の進路として、他の職業も考えましたか?また、その中から林業を選んだのはなぜですか。
進路先として他の職業は考えておらず、最初から林業の現場志望で就職活動を行いました。
就職先として、津野町森林組合を選んだ理由を教えてください。
インターンシップに参加した3つの事業体のなかで、津野町森林組合だけが造林も林産もできる事業体だったからです。
現在の作業内容を教えてください。また、班としてはたらくなかでの作業やコミュニケーションにおける工夫はありますか?
主に機械のオペレーターとして作業しています。 今はスイングヤーダで上がってきた材を木寄せしてプロセッサで造材して、1日の最後にフォワーダでできた材を山土場まで小運搬しています。
何か分からないことや異変を感じたら、間違っていてもいいので班長や近くの班員の人に聞くようにしています。

仕事で危険を感じた経験や、気をつけていることはありますか。
比較的軽めの重機で重い材を運んだ時に足元がフワッとしたときや、旋回した際に(遠心力で)思ったよりも速いスピードで機械が動いたとき、ヒヤッと怖い思いをしました。
集中力が必要な作業が続く場合には、疲れが早くきたり、集中力が途切れやすくなって、機械操作が危なくなることがあります。作業が長引きそうなときは、合間に水分をこまめに摂るなど一息つくようにしています。身体を休めるために、昼休みには昼寝もするようになりました。
女性の視点から、林業の仕事の魅力や大変なこと・苦労していることを教えてください。
力仕事は慣れるまではしんどかったですが、体の使い方などが分かって来たら自分1人でできる事も増えました。また、機械作業は集中力がものを言うので男女差無く、仕事量をこなす事ができるのが魅力の1つです。 自分は重機のオペレーターがメインで土場に材を運ぶことも多いのですが、材がどんどん溜まっていって1日の仕事量(出来高)が目に見えてわかるのは気持ちがいいです。
苦労していることは生理の時です。就職直後から班長には生理痛の有無や辛さを話していますが、1番しんどい日に山の中での作業(伐倒など)をやるしかなかったときはきつくて、男の人って生理がなくていいなぁと思うこともありました。
また、重機での作業は肉体的な疲労感は少ないですが、冬は吹き曝しなのでとても寒く、着込んでもなかなか防げません。
今後、ライフステージの変化があっても林業で働き続けたいですか。
林業関係の仕事には関わって行きたいですが、現場で働けるかはその時にならないとわかりません。
基本的には事務職より現場作業をしたいのですが、ほぼ圏外なので子どもができたら続けるのは難しい気がしています(パートナーの仕事などにもよりますが)。その場合は一時的に事務をやることはあるかもしれません。

これから林業を目指す方へのメッセージをお願いします!
私も始める前は色々と不安に思う事もありましたが、いざやり始めると意外とどうにかなっていくものだなぁと思います。まずは挑戦してみて、自分に合う仕事の仕方を見つけていってください!


