各会場、高知県林業労働力確保支援センターの浜渦所長より、開会の挨拶を行いました。

東京会場（9/20、21）は、高知県立林業大学校の山内主任教授、大阪会場（9/22）は、高知県立林業大学校の山下教務課長が、高知県の林業について講義を行いました。「林業の歴史」に始まり、「高知県林業の特徴」、「木材流通について」や「高知県の林業振興の施策」など、わかりやすく解説しました。

高知県林業労働力確保支援センターの坂本氏が、高知県では林業就業を目指す方々のために、林業に関する基礎的な知識の習得、体験ツアーの開催、求人情報の提供、スキルアップ研修等を実施しており、就業希望者に対して就業に向けた準備から職場定着までの一連のサポートを行っていることを説明しました。

各会場ともに、昨年度本格開校した高知県立林業大学校の紹介映像を視聴しました。その後、東京会場（9/21、22）では、高知県立林業大学校の山内主任教授が、大阪会場では、同校山下教務課長が、林業大学校のカリキュラム概要や入試制度、在校生への支援制度等について説明しました。

高知県の移住支援制度について、東京会場では高知県移住・交流コンシェルジュの岡村氏（9/20）、青山氏（9/21）が、大阪会場では同じく高知県移住・交流コンシェルジュの大野氏が紹介しました。また、これまでに高知へ移住した方々の経験談をもとに、高知の魅力や移住に向けた心構えについて説明しました。

トークセッションは、東京会場では、両日ともに小笠原林業　小笠原氏、中村市森林組合　山本氏、香美森林組合　石田氏を先輩講師として招き、実施しました。大阪会場では、中村市森林組合　立石氏、香美森林組合 水島氏、 津野町森林組合　大瀬良氏を先輩講師として招き実施しました。
東京会場、大阪会場ともに、はじめに、司会者より講師の皆さんに、「林業に就いたきっかけ」、「林業の魅力、大変なところ」を伺いました。その後、参加者からは、「高知県の林業を選んだ理由」、「高知県立林業大学校には行かずに就職してから資格を取得することは可能か」、「造林と林産を一貫して行う会社はあるか」、「女性の就業者はどれくらいいるか」、「ケガした際の就業保障について」、など、様々な質問が寄せられました。ゲストの皆さんからは、経験に基づいた、具体的なアドバイスをいただきました。

高知県林業労働力確保支援センターの浜渦所長より閉会の挨拶を致しました。

閉会後は、ゲストやスタッフに個別に相談する機会を設けました。