高知県林業労働力確保支援センターの林所長より、開会の挨拶と本事業についての説明を行いました。

※大阪会場（9/18）は、台風接近の影響により一部の高知県林業労働力確保支援センター職員、高知県林業大学校職員、ゲストスピーカーが高知県からオンラインで参加しました。

オリエンテーションでは、高知県庁、高知県林業労働力確保支援センター職員、高知県林業大学校職員の自己紹介を行い、その後、高知県の林業を紹介する動画「84我らが責務」を視聴し、参加者は林業の仕事の概要について学びました。

高知県立林業大学校の森本さんより、林業の基礎知識について講義を行いました。「林業の仕事とは」に始まり、「森林の多面的機能」、「森林整備」、「代表的な作業システム」などについて、わかりやすく解説しました。

つづけて、高知県林業労働力確保支援センターの岩本さんより、林業就業の流れについて講義を行いました。就業までの具体的なステップを説明し、高知県が実施する林業就業のための支援の内容を紹介しました。

東京会場では(株)みどりの恵の森本さんがチェーンソーの使い方講習を実施しました。建物内なので、エンジンをかけることはできませんでしたが、取り扱いの注意点などを丁寧に指導して頂きました。 そのほかにも会場に展示された用具類についても解説して頂きました。

トークセッションは、東京会場では、(株)みどりの恵の森本さん、(株)明神林業の片岡さん、大豊町森林組合の川﨑さんを先輩講師として招き、実施しました。大阪会場では、(株)とされいほくの石垣さん、小笠原林業の小笠原さん、物部森林組合の道願さんを先輩講師として招き、実施しました。

すべての会場で、はじめに、司会者より、講師の皆さんに「林業に従事したきっかけ」と「林業の魅力と感じる部分・大変な部分」を伺いました。その後参加者は、東京会場では、「収入について」、「林業での女性の活躍状況について」、「山を購入することは可能か」など、大阪会場では、「収入について」、「悪天候時の仕事の対応について」、「寮の有無について」、「林業における繁忙期について」、「森林組合と民間事業者の違い」、「具体的にどのような労働災害があるか」など、多岐に渡る質問が寄せられました。それぞれの質問について、ゲストの皆さんに具体的なアドバイスや解説を頂きました。

高知県林業労働力確保支援センターの林所長より閉会の挨拶を致しました。