令和5年度 開催報告
- 高知会場
- 第2回
林業機械の体験・見学を通じて、林業就業へのステップを踏み出した自分をイメージする
- 令和5年 10月21日(土)
- 13時00分〜16時00分
高知県立森林研修センター研修館
講師・ゲスト
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- 森本 正延 氏
- ㈱みどりの恵 代表取締役
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- 鳥山 太郎 氏
- 土佐町森林組合 参事
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- 川﨑 皓太 氏
- 大豊町森林組合
高知県の先輩林業就業者を紹介した動画「84われらが責務」を視聴して、林業の仕事の概要について学びました。
事務局(RPI)の司会進行により、高知県林業労働力確保支援センターの細松所長代理の開会挨拶に続き、ゲスト、高知県森づくり推進課、高知県立林業大学校、高知県林業労働力確保支援センター職員による自己紹介を行いました。
チェーンソー体験では、土佐町森林組合の鳥山さんと大豊町森林組合の川﨑さんがチェーンソーの使い方を実演しました。続いて、参加者の皆さんが防具を装着し、実際にチェーンソーで丸太を伐る体験をしました。
㈱みどりの恵の森本さんによる高性能林業機械(ハーベスタ、フォワーダ)の実演を見学しました。また、VR伐倒体験では、森の中で木を伐倒するシミュレーションを行い、伐倒時に潜む危険について学びました。
森づくり推進課の古賀さんが、森林の多様な役割や林業の仕事の流れ、林業の機械化、高知県林業の特徴などについて、図や写真を示しながら分かりやすく解説しました。
後半は再び室内に戻り、トークセッションの時間を設けました。
はじめに、3人のゲストより仕事や生活の様子のスライド写真を見ながら自己紹介をしました。自己紹介では、林業に興味を持ったきっかけや林業の魅力とやりがい、移住の経緯などをお話しいただきました。その後は参加者の自己紹介と質疑応答を行いました。参加者からは、1日のスケジュール、初心者が林業を始める上でのアドバイスや、家族の理解をどのように得たかなどについて質問がありました。
続いて、林業全般、就業、林業大学校に関する3つのテーマに分かれ、より少人数で質疑を行う時間を設けました。具体的な疑問点などをゲストや支援機関へ質問をしていただき、林業就業へ向けて理解を深めていただく時間となりました。
最後に、ゲストからは、林業は危険なことも多いが樹木の成長を実感できる仕事であることや、一口に林業といっても現場に出るだけではなく、多種多様な仕事があることなど、林業へ関心のある参加者に向けてメッセージをいただきました。
高知県林業労働力確保支援センターの林さんから閉会の挨拶を行い、セミナーを終了しました。