令和6年度 開催報告
- 大阪会場
- 第1回
林業の仕事とやりがいを知り、林業就業への一歩を踏み出す
- 令和6年 7月20日(土)
- 13時00分〜16時00分
ハービスPLAZA 5階貸会議室
講師・ゲスト
-
- 峯本 泉 氏
- 合同会社フォレスト高知 代表社員
高知県立林業大学校 講師
-
- 大瀬良 勇一 氏
- 津野町森林組合
-
- 塙 賢治 氏
- とおわ守人企業組合
事務局(RPI)が司会進行を務め、高知県森づくり推進課、ゲスト、高知県庁、高知県立林業大学校、同県林業労働力確保支援センター職員の紹介を行いました。
高知県立林業大学校の福田さんが講義を行いました。林業の仕事内容に関する「林業の基礎知識」に始まり、「高知県の森林の特徴」、「地形と作業システムの関係」、「林業とSDGsの関係性」、「林業の事業種類」などについて、解説しました。
(同)フォレスト高知代表社員、高知県立林業大学校講師の峯本さんが講義を行いました。林業にも現場技能者(造林・伐倒作業、機械オペレーター)や現場管理者、事務職・森林施業プランナーなど様々な仕事があること、それぞれにおいて一人前になるために必要なことをご説明いただきました。その他にも、「安全に対する取組み」、「林業現場の機械化」、「就職先」、「林業とお金」、「林業のこれから」など、林業について幅広い知識を得られる内容となっていました。
高知県林業労働力確保支援センターの宮﨑さんから、林業就業への道のりや支援内容を説明しました。情報収集からはじまり、林業体験・林業事業体の視察、その先のマッチング支援に至るまで、就業検討者の状況に応じた手厚い支援を紹介しました。また、今年度のイベント予定についても情報提供しました。
峯本さんより、チェンソーの安全な使用方法を説明しました。その他にも、作業の際に着用する防具などの紹介もいただき、実際に参加者の方にも手に取ってもらいながら重さなどを体感していただきました。
後半は、参加者とゲスト、支援機関が車座になりトークセッションを行いました。
はじめに、3人のゲストから仕事や生活の様子について、スライド写真を使いながらお話いただきました。峯本さんからは、林業での労働安全マネジメントや林業大学校で外部講師を務める身としての指導の心得などについてお話しいただきました。大瀬良さんからは、福岡県から移住したきっかけや林業大学校入学から就職までの流れのほか、お仕事のことや日常生活についてもお話しいただきました。塙さんからは、現職への就業までの流れのほか、普段お仕事で行っている作業や休日の過ごし方などをお話しいただきました。
参加者からは、苗木を植えるペースや獣害対策など、林業に関する具体的な質問があがり、ゲストを中心にお答えいただきました。最後に、ゲストから参加者へ、林業就業に向けたメッセージをいただきました。