令和6年度 開催報告
- 東京会場
- 第1回
林業の仕事とやりがいを知り、林業就業への一歩を踏み出す
- 令和6年 7月6日(土)
- 13時00分〜15時30分
ビジョンセンター東京八重洲
講師・ゲスト
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- 峯本 泉 氏
- 合同会社フォレスト高知 代表社員
高知県立林業大学校 講師
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- 上治 純平 氏
- ㈱エコアス馬路村 総務企画課長
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- 福田 暁光 氏
- 中村市森林組合
事務局(RPI)が司会進行を務め、高知県森づくり推進課、高知県立林業大学校、ゲスト、主催者である高知県林業労働力確保支援センターが参加し、開催しました。
高知県立林業大学校の福田さんが講義を行いました。「高知県の林業の基礎知識」として、高知県の森林や地形の特徴とそれにあった作業システムなどについて解説しました。また、林業大学校のカリキュラムや実習環境、支援制度などについても説明しました。
(同)フォレスト高知代表社員、高知県立林業大学校講師の峯本さんが講義を行いました。林業にも現場技能者(造林・伐倒作業、機械オペレーター)や現場管理者、事務職・森林施業プランナーなど様々な仕事があること、それぞれにおいて一人前になるために必要なことをご説明いただきました。その他にも、「安全に対する取組み」、「林業現場の機械化」、「就職先」、「林業とお金」、「林業のこれから」など、林業について幅広い知識を得られる内容となっていました。
高知県林業労働力確保支援センターの坂本さんから、林業就業への道のりや支援内容を説明しました。情報収集からはじまり、林業体験・林業事業体の視察、その先のマッチング支援に至るまで、就業検討者の状況に応じた手厚い支援を紹介しました。また、今年度のイベント予定についても情報提供しました。
峯本さんより、チェンソーの安全な使用方法を説明しました。その他にも、作業の際に着用する防具などの紹介もいただき、実際に参加者の方にも手に取ってもらいながら重さなどを体感していただきました。
後半は、参加者とゲスト、支援機関が車座になりトークセッションを行いました。
はじめに、3人のゲストから仕事や生活の様子のスライド写真を見ながら自己紹介をしていただきました。
峯本さんからは、林業での労働安全マネジメントや林業大学校で外部講師を務める身としての指導の心得などについてお話しいただきました。上治さんからは、ドローンを使った運搬の様子や、山師達人選手権への参加の様子などをお話しいただきました。福田さんからは、東京都から移住したきっかけや林業大学校入学から就職までの流れのほか、お住まいや趣味など日常生活についてもお話しいただきました。
参加者からは、林業の危険性についての実体験や、現場での若年層や女性の活躍、現在の職場を選んだ理由や経緯などについて質問が出され、ゲストを中心にお答えいただきました。
その後、参加者がより詳しく知りたいテーマごとにグループに分かれて話をする時間を設けました。ゲスト、林業労働力確保支援センター、林業大学校の3つのグループに分かれ、より具体的な質疑応答が交わされました。最後に、ゲストから参加者へ、林業就業に向けたメッセージをいただきました。